MEMSデバイスを用いたアプリケーションを提案し、試作した成果を競う国際コンテストです。

2025年 国際イノベーションコンテスト(iCAN’25)




2025年4月13日(日)にせんだいメディア・テークにて、iCAN'25国内予選大会が開催され、16チームが出場し、上位チームが世界大会への出場権を手にしました。
各賞は以下のとおりです。おめでとうございます。

第1位: Blue Train(青山学院大学)
第2位:Teikyo mosquito rabo(帝京大学)
第3位:YSY(名城大学)
第4位:Rolling(青森県立弘前工業高等学校、弘前大学、岩手県立大学、宇都宮大学)
ポスター賞・特別賞「アイデア部門」:Asshimar(電気通信大学)
特別賞(技術部門):動く板Project(電気通信大学)
特別賞(チャレンジ部門):Zenith(鈴鹿工業高等専門学校、金沢大学、豊橋技術科学大学)
仙台市長賞:SkyResQ(京都先端科学大学)


お忙しい中、試作を進め、ご参加くださいました全チームの皆様・関係者様には、iCAN事務局一同心より感謝申し上げます。

※写真は上から1位Blue Train、2位Teikyo mosquito rabo、3位YSY

協賛団体募集のご案内

仙台市長からの応援メッセージ 

 本年も、『2025年国際イノベーションコンテスト(iCAN'25)国内選考会』が、ここ仙台で開催されることを心より光栄に思います。
 仙台は、自由な発想を持つ若者たちが、知識や交流を深め、互いに力を合わせ、技術を磨くことで、数多くの革新的な成果を世に生み出してきた「学都・仙台」として広く知られています。
 本コンテストは、MEMSデバイスを駆使したアプリケーションの提案や、試作品の成果を競い合う国際的なコンテストとして、これまでにも、学生の皆さんによる自由かつ斬新な発想や独自の視点から、さまざまなソリューションが誕生してきました。皆さんがこれまでに培ってきた技術力と新たな想像力を融合させた革新的なアイディアは、今後の技術の進展にも大きな影響を与えることと思います。
 仲間と共に目標に向かって協力し、創意工夫を重ねてここまでたどり着いた皆さんを心から応援するとともに、本コンテストで、これまで積み重ねた努力の成果を存分に発揮し、世界に向けてさらなる飛躍をされることを期待しています。
 新たな未来に向けた第一歩を、ここ仙台からともに歩み出しましょう。


                                 仙台市長 郡 和子


開催概要 

主催 MEMSパークコンソーシアム
東北大学マイクロシステム融合研究開発センター(μSIC)
概要 MEMSデバイスを用いたアプリケーションを提案し、試作した成果を競う国際コンテストです。対象は高校生、高専生、専門学校生、大学生、大学院生のチームです。
世界各国・地域で予選を行います。世界大会にて本選を行います。
スケジュール 【国内予選】 
  ・1次審査(書類審査)応募締め切り
    2024年11月9日(土) 受付は終了いたしました。

    2024年12月上旬     一次審査結果発表

  ・2次審査(試作、発表)
    2024年12月~2025年1月  試作のためのMEMSデバイスを希望者に配布
    2024年12月~2025年4月  グループ毎に試作

    2025年 4月13日 (日)  国内予選大会開催
                 ■せんだいメディアテーク
                  〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
                 ■開催時間:10時~17時前後(予定)
世界大会】
    開催日:2025年10月20~21日
    開催場所:Hong Kong Convention and Exhibition Centre(香港)
参加資格 中学生、高校生、高専生、専門学校生、大学生、大学院生で構成された2~5名のチーム(1チーム最大5名)
重複応募(1人が複数のチームに重複して応募)は不可。
提供可能デバイス ECOSCAN(MEMS 2軸光スキャナ、コントローラ付)(日本信号(株))、
圧力センサ、フォースセンサ、フォースセンサ(ユニットタイプ)、湿度センサ、3軸加速度センサ、地磁気センサ、磁気スイッチ、磁気角度センサ、磁気エンコーダ、静電センサデモキット(以上、アルプスアルパイン(株))。
詳細についてはこちらをご覧ください。
※個数に制限があるものがあり、応募状況によっては調整させていただきます。
1次審査 事務局が提供するデバイス、または、参加者が用意するMEMSデバイスを利用したアプリケーションを提案してください。利用するMEMSデバイスは1個でも結構ですし、複数個、複数の種類でも結構です。
※使用予定のMEMSデバイスの名称を申込書に記載してください。MEMSデバイスに 該当するか不明な場合は事務局に確認してください。
フリガナ欄ももれなくご記入をお願いいたします。
申込書(wordファイル)をダウンロードして必要事項をご記入いただき、電子メールにてiCAN事務局まで送付して下さい。

【送付先】
  iCAN日本事務局
   ican.japan-AT-mu-sic.tohoku.ac.jp (-AT- →@)

【お問合わせ】
  iCAN日本事務局 022-229-4113

【審査基準】
  アイデアのユニークさ、社会に役立つか、などのポイントについて審査します。
2次審査 1次審査を通過したチームに対して、申込書に書かれたMEMSデバイスを配布しますので、チーム毎に実際にアプリケーションを試作してください。
※使用するMEMSデバイスについて、予定を変更する場合は、事前に事務局に連絡をお願いします。
試作の成果を国内予選大会で発表していただきます。審査の結果、最も優秀な成績を収めた上位チームが世界大会に出場する権利を得ます。
世界大会 国内予選大会の上位チームが本選の世界大会に出場し、発表を行います。
審査の結果、上位入賞チームが決まります。
費用 1次審査を通過したチームにはMEMSデバイスを無償で提供します。また、旅費・試作費の補助があります。世界大会の旅費はMEMSパークコンソーシアムが支援します。
※引率者は支給対象外となります。
注意事項 提案するアイデアは学生チームが発案したオリジナルのものに限ります。 特許などの知的財産として出願が必要と考えられる場合は、それぞれが所属する機関のルールに従い、手続きを行ってください。申込書を事務局に提出する前に、アドバイザーの先生や知的財産の担当者に相談することをお勧めします。
重複応募(1人が複数のチームに重複して応募)は不可となります。