ごあいさつ

 近代技術史博物館では、現在使われている電子技術のルーツを逆上り実物とポスターを展示しました。新しい技術を生み出した先人の知恵と工夫は、新しい技術を生み出す参考になります。集積回路に関係した計算機の性能、通信容量および記憶容量の指数関数的増大などの中で、過去からの流れを理解しないと、今後の変化を見通すことはできませんし、自分の果たすべき役割を考えることも難しいです。
 ここ5年ほど、東北大学のエレクトロニクスの発展も含めた近代技術史の講義を行ってきました。その配布資料やCD、および先人の技術が活かされている例を紹介した記事や、真空管をお持ち帰り頂けるようにしております。また技術史関係の書籍や、東北大学や企業に関係した資料もご覧いただけます。ぜひこの近代技術史博物館へお越しください。

                   東北大学マイクロシステム融合研究開発センター 教授  江刺 正喜
                                                        
                                                       

    


ご来場の方に真空管をプレゼント!

おひとりにつき真空管を1本差し上げます。ご自由にお持ち帰りください。