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大規模マテリアルデータ基盤を構築・共用開始~国内26 機関連携により、科学と産業を支える知のインフラを整備~

 東北大学が参画している文部科学省の「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)」事業において、国内26の大学・研究機関に先端設備の全国的な共用体制を整備するとともに、共用設備の利用により創出されたマテリアルデータを、データサイエンス等に利活用しやすい形式に整えて収集・蓄積してきました。
 この度、約11 万件のデータを9 月30日から所定の利用料のもとで共用開始いたします(共用データ数は今後も設備利用に応じて増加予定)。多様な設備群から創出されたマテリアルデータが、個々の研究機関の垣根を越えて広く利活用されることにより、データ駆動型マテリアル研究開発の加速とともに、我が国の国際競争力の引き上げが期待されます。

詳細URL

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01556.html
https://nanonet.go.jp/,
https://www.cints.tohoku.ac.jp/

中学生の職場体験でのIoT実習の記事が掲載されました。

2024年度の中学生の職場体験において、ソニーマーケティング株式会社様より御貸与頂きましたMESHTMを用いたIoT体験について、下記の記事がソニーマーケティング株式会社様のホームページに掲載されました。
 MESHTM:https://meshprj.com/jp/

職場体験「みんなのアイデアを形にしよう!中学生の職場体験でのIoT実習」https://library.meshprj.com/case/edu-u-tohoku-micro-system-dev-center

ARIMホームページのURLが変更されました

文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)のURLが「https://nanonet.mext.go.jp/」から「https://nanonet.go.jp/」に変更となりました。お手数ですがブックマークに保存されている場合には、変更をお願いいたします。

利用報告書のページも「https://nanonet.go.jp/system_user_report/」と変更になっていますのでご注意ください。

村井宮城県知事が東北大学試作コインランドリを視察されました。

2024年3月14日、村井 嘉浩 宮城県知事が、東北大学マイクロシステム融合研究開発センターの事業場である、「東北大学西澤潤一記念研究センター」を訪問されました。

マイクロシステム融合研究開発センターは、MEMSを中心とした各種デバイス試作開発に関わる100台以上の装置を企業や大学などに開放し研究開発や実用化を支援する「試作コインランドリ」を運営しており、戸津教授・センター長より概要の説明がありました。その後、クリーンルームとMEMSショールームをご見学なさいました。知事からは試作コインランドリや半導体人材育成などの取り組みなどについてご質問されるなど、活発な意見交換が行われました。

村井 嘉浩 宮城県知事(手前右から4番目)、東北大学試作コインランドリスタッフ、西澤潤一記念研究センター居住者
クリーンルーム内で戸津 健太郎 教授(左)から説明を受ける村井知事(右)
クリーンルーム内で森山 雅昭 准教授(左)からDeep-RIE装置の説明を受ける村井知事(右)
MEMSショールームで江刺 正喜 東北大学名誉教授・シニアリサーチフェロー(右)から説明を受ける村井知事(左)